35. オンオフがわかる
身体の調子が良くなると、ああ、これが体の調子がよいということなんだと実感します。特に私のように起きてから寝るまでずっと体が重いという経験のあるものにとって、日中眠くならずに集中して働くことができるというのは何より嬉しいことです。
調子が良い状態とはどういうことか、がわかると、逆に、調子が悪い時、もよくわかります。私の場合は、やる気がなくなったり、明日でいいか、と思うようになったり、その場で判断ができなくなったりしたときは、疲れてきたんだな、そろそろ今日は終わりだな、と思うことにしています。
脳は起きてから13時間くらいたつともう働かず、あとは酩酊状態の判断能力しかないという話を聞いたことがありますが、わかる気がします。
疲れを感じたときは、間違った判断や仕事のミスをする可能性が増えると考えているので、頭を使う仕事は極力控えるようにしています。間違えたりしてやり直すくらいであれば、明日の朝いちばんで取り組んだほうが結局速いからです。
というわけで自分のオンオフがわかってからは、むやみな行動を避けられるようになりましたので、安心して毎日を送ることができるようになった気がします。
