たまたま外国の社会保険制度を知るきっかけがあったので
少しご紹介します。
これはイギリスの例ですが。
まず、年金。
公的年金(日本だと、国民年金とか、厚生年金とかいうやつ。みんなの給料から何万もひかれてますよね。あれですわ)
あれは、イギリスでは最低限に抑えられているということらしいです。
金額はなんと、週に159ポンド。
全く想像つきませんね。
日本円だと?いくらか?
ちなみに今日のレートが1ポンド145円なので、・・週当たり23000円ですか。
え?月に9万円ていど??
ロンドンって物価高いって聞くけど暮らしていけるのか?
・・わかりません。
で、まあ、さすがにその金額では暮らしていけないらしく。
その低い公的年金を補うのが私的年金っていって会社に保険料払って
入るやつだけど、これは日本でも最近よく耳にする確定拠出年金が主流になっているらしい。
でも、当然確定拠出年金の場合は、その人の運用がウマいかヘタかによって高齢になったときにもらえる金額が変わってくるので、所得格差が発生してしまっているそうな。
そりゃまあ、確定拠出部分が増えれば格差が広がるのは当然っちゃあ当然だけど、なんかやっぱりせつないわね。
で、国としてはそれはまずいので相談センターを作って対応しています、ということらしい。
これが日本だったらどうすかね。
日本人はとにかく貯金がすべてで運用なんか怖くてできません、という人種が多いらしいからね。いきなり運用してください、て言われても無理かもね。みんな元本確保型で運用しちゃうかもね。そしたら格差社会はおきないかもね。それはそれでいいかもね。
もしくは、運用の巧拙によって、格差が発生するのは不公平だ!税金で保証しろ!とか
いう人も現れたりね。あんたが運用下手だったから儲かんなかっただけでしょ、って話なんだと思いますけども。
それにしてもいま日本でどれくらい普及したのかな。
わかりやすいのがありましたね。
うーん、5%?!すくな!
まあでも順調に増えていますね。毎年30万人づつ?ほんまかな?
ちなみに日本って今働いている人どれだけいるの?6000万人か・・。
6000万人のうち30万人づつふえているのね。りょうかい。ふーん。
次は医療。
これは逆にものすごく手厚い。
国民保健サービス(NHS)ていうところが一手に担っているらしいんだけど、財源が税金。さっきは自分で保険料を納める形式だったけど、こっちは税金だから、お金はたっぷり。
保険料形式だと、おれは入らねえから払わねえよ、ていうのが通じるけど、税金は国がなにがなんでも絶対徴収しますからね。
で、その結果、本人負担はぜろ。ぜろです。つまり病院に行ってもタダです。
うらやましいですねー。
アメリカなんか病院行ったらめちゃくちゃ高いらしいじゃないですか。
イギリスはその逆なんだね。なんでだろね。住むならイギリスだね。
外国で病気なんかかかったら怖いよね。日本じゃかからない変な病気になっちゃうかもしれないしね。お金が心配だから病院行きたくないわ、って言いたいけどそういうわけにもいかないしね。
でも外国人はどうかね。日本人でも税金納めればタダにしてくれんのかな。
葉加瀬さん、教えてください。(ロンドンに住んでるらしい。葉加瀬太郎。いいなあ)
ちなみに、なんで年金はケチケチなのに医療はタダでいいのか、全くわかりません。
だれか、イギリスの偉い人に聞いてみてください。