働き方改革が叫ばれている昨今、やたらと残業禁止とかテレワークだけが取りざたされているようですが、本来はすこし違いますよね・・
さておき、とにもかくにも業務の生産性を上げなくてはいけないことには変わりなく。
というわけで、本日は業務生産性向上についての本のご紹介です。
「オフィスの業務改善がすぐできる本」 日本能率コンサルティング 著
実はこれまでも数冊書評をこのブログに書いてきたのですが、書評って当たり前ですが著作権と隣り合わせなのですね。というわけで、あんまり露骨に本の内容そのままを書いてしまうのはよくありませんので、あくまで私が参考になったところを備忘録代わりに私の言葉で記述する、という方式にさせていただきます。
・業務改善には4つの目的がある
→効率化、ミスの低減、業務成果の向上、業務期間短縮
・改善のための3つの視点
→やり方を改善する、やる人のスキルアップ、適正配分
・進め方
→スコープの決定、現状分析、改善案作成、実施
・粒度を意識する
→部門全体、業務の種別、業務、業務の工程、作業、行動
・業務の棚卸
→大分類、中分類、小分類の区分を意識
・業務量調査
→頻度と時間で現す。大きいものから着手。定型か、専門的かなど業務の区分を盛り込むとよりわかりやすい
・不要な業務を洗い出す
→目的と直結していないもの、アウトプットが活用されていないもの、重複しているものなど
・会議には7つのタイプがある
→決済、合意、情報共有、意見アイデア抽出、指示依頼、教育研修、共感
・電話対応調査で無駄な対応を省く
・ITの利点を理解して活用する
→効率性、保管・検索、共有、発信、即時性
・よくある問合せをWEBに掲載
・PDFでよいものは電子データに置き換える。
・リスクマネジメントが必要
本にはそれぞれの活動の詳細が書かれていますので、気になった方はご覧ください。
分かっていたつもりだったけど、あーそれもあったよな、と気づかされることしばしばでした。
いずれも、誰もが思いつくことをどこまで突き詰められるか、ということだと思いますが、全部やり切ればかなりの成果が期待できそうです。