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人事経験のある社労士が採用の裏側教えます。面接官はどこをみている!?就職活動を失敗したくないあなた、必見です。(スーツ前編)

 さて、一生懸命作成した履歴書が認められ、面接に呼んでいただくことができました。

当然スーツで面接に臨むと思いますが、このときのポイントもおさえておきたいと思います。

もちろん、業界ごと会社ごとのカラーがありますので、全業界全職種これで間違いないということはありません。

その会社の雰囲気を調べたり、知人や人材紹介会社に確認していただくことは必須ですが、ここでは一般的な考え方をお伝えできればと思います。

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結局、何色がいいのか?!

やはり定番の濃い紺、その次に濃いグレーだと思います。

それも、無地か目立たない織の模様や目立たないストライプ、といったものでしょう。

他人と同じでは自己主張ができないし印象付けられない、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、スーツで自己主張してもいわゆる“悪目立ち”するだけでよいことは一つもないと考えています。

あいつは仕事以外の変なところで目立つことになりそうだ(プライベートで会社に迷惑をかける、など)という余計な先入観を与えるだけです。

 

なぜ濃い紺と濃いグレーか。紺はビジネスでは正式な色、という意味合いもあるようですが、私は“多くのビジネスマンにとって見慣れた姿かたちだから”だと思っています。

大事なお客さまとお会いするときにはやはり紺のスーツに白いシャツというのが映える気がしますし、いつもお会いする取引先ならグレーのスーツ、という具合になんとなくですが序列があるような気がします。

 

つまり相手(この場合は面接官ですね)は“ここぞという時は紺と思っている人たち”

なわけですから、そのルールにあわせておくのが間違いない、ということなのだと思います。

 

ただ、常に無難であるべき、というつもりはありません。

面接が進み、懇親会や職場の方の紹介など少しくだけた場に招待されたようなときは紺のスーツでなくてもよいと私は思います。すこし雰囲気が変わって新しい一面をみせることで、この人はこんな一面もあるのかと、より興味を持ってもらえますし、さらに、それが似合っていれば、もっとこの人のことを引き出したい、という気持ちになるものです。

 

その後、最終面接ではビシッと紺を着ることで、あ、この人はわかっているな、自分に似合っているものをよく理解できていて、状況に応じた判断ができる人だな、という印象になります。これはつまり、業務に置き換えれば、自分の得意分野や持ち味を理解していて、かつ、適切な状況判断ができる人、ということですから、上司にとってはさあどんな仕事をまかせてみようか、とワクワクするような印象を与えられるはずです。

 

流行の形ってあるの?

スーツをこれまで持っていなかった人はこの機会に更新しましょう。

靴はあまり流行がありませんが、スーツは流行がないようで意外にあります。

いくらブランド物の高級品でもバブル期のような肩の張ったダブルのスーツでは残念ながら良い結果は期待できないでしょう。また、夜の商売を思わせるような細すぎるスーツもNGです。

スーツの形は流行がある、ということは、古いスタイルのスーツしか着こなせない人は

古いスタイルでしか仕事ができない、もしくは情報収集能力に乏しい、自分を変革させられる能力がない、とみられてしまう、ということです。

プライベートで好きなスーツを着ていただく分には全く問題はありませんが、仕事上は意識しておくに越したことはありません。

 

 

次回はサイズの選び方とブランドについてお伝えする予定です。

お楽しみに。