「先日定期健康診断を受診しましたが、再検診となってしまいました。
この場合は自分で支払わないといけないのでしょうか?」
まずは会社に確認する
一番手っ取り早いのは、会社の人事や総務に確認してみるという手段です。
実は健康診断と一口に言っても様々な種類があり、その取り扱いも様々です。
あなたが受診される検診は何かによって社内の取り扱いも異なる可能性があります。
よって、まずは社内でのご確認をお勧めします。
会社の実施義務があるかどうかがポイント
健康診断にはいくつもの種類があるとお伝えしました。
例えば入社時に必要な雇い入れ時の健康診断、毎年受診しなければいけない定期健康診断、
シンナーなどの薬剤を取り扱うなど特殊な業務がある場合は特殊健康診断、などの種類があります。
これらはすべて法律に記載されている健康診断となり、会社にはその健康診断を受診させる義務があります。
こういったことから、(それぞれの検診の目的などによって取り扱いの詳細は異なりますが)法定の検診については、費用は会社が負担し、その時間は労働時間とみなすことが望ましいとされています。
ただし、再検査については法律で定められているものでないことから、その費用や時間の取り扱いについては各会社で決定されているということになっています。
それ以外の場合は?
その他の場合としては、自分でオプション検査をつけたい、とか、私は健康が気になるので人間ドックを受けたい、などのいろいろな場合が考えられます。
この場合は会社ごとに規定があると思います(全額会社負担とか、差額個人負担、とか)ので、勤務先でご確認されることをお勧めします。
最近は従業員の健康にも力を入れている会社も増えてきているようです。何歳以上は全員人間ドックを受診できる、とか、女性が多いので乳がんの検診がオプションで追加できる、などという会社もあるようです。あなたの大事な体に関わることですのでぜひ調べておいて損はないですし、そういったオプション制度がない場合は、会社に働きかけてもよいかもしれませんね。