48「物おじしない気持ち」
古くは胸倉事件、その後のケンカやトラック野郎との対決など、直接のコンタクトもそうだし、てめえヤル気あんのかよ、的な、少々乱暴なコミュニケーションはこれまでの自分の身の回りにはなかった。こういうものに囲まれることで、ちょっとくらいこわもて風の人でもあまり怖がらずに済むようになったし、実はそういう人ほど内面は親切ということも知ったので、あまり人に物おじしなくなったとおもう。
また、自分の中ではタブーだと思っていた上司に意見するとかいうことも、今では自分に正義があると思ったらきちんと言うし、何より、今の仕事がダメになったら、またフォークに乗ればいいと思えるので、気持ちの余裕が出来た。