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社会保険労務士ってどんな資格? ~資格学校へ行くなら

11. 資格学校に行くときの注意点は?

独学の時と同様、資格学校にもメリデメはあります。一つづつ見ていきましょう。

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〇資格予備校のメリット

資格の学校のメリットは、カリキュラムがあり、教材があることです。
自由に自分のペースで勉強できるというわけにはいきませんが、学校の組んでくれたカリキュラムに沿って、与えられた教材を、指示通りにこなしていけば、自然と実力がついていくようになっています。


また、きちんと定期的に通うことで勉強をする癖がつくこと、定期的にテストをされるので、はっとさせられる機会があること、友達ができるかどうかはともかく、同じ目的を持っている人と毎週会うのではげみになること、高い金額を払ってしまうので、やめられない気持ちになること、目で見るだけの独学に比べ、耳で聞いたり、先生のギャグや語呂合わせの印象で覚えたり、など、五感を使って受講ができるので記憶に残りやすいこと、わからなかったらすぐに聞ける安心感、法改正など最新情報をタイムリーに、しかも必要なところだけ効率よく教えてくれる、などなど数え上げるときりがありません。

当然、やらされ感のような気持ちになることもありますし、仕事や遊びとのやりくりに苦慮する時期もあるでしょうが、この試験を合格するために今年は割り切るんだと思えば、なんとかなるものです。

無事すべてのカリキュラムを完走した暁には、たとえ合格にあと一歩届かなかったとしても、達成感と自信を得ることが出来るでしょう。

資格の学校の先生と教材、カリキュラムを信頼し、ついていけば合格に近づくことができると思います。

平日きちんと通える方や週末にきっちり時間を確保して受講できるという方も資格予備校への通学をお勧めします。地方の方で通学が難しい場合は、最近はWEB受講などもありますね。WEB受講の場合は、寝てても恥ずかしくありませんし、飽きたら終了できるなど、悪い意味で自由さがあるので、自己管理能力が必要となります。気をつけてください。


〇資格予備校のデメリット

資格の学校のデメリットは、費用が高いこととどの学校を選べばいいかわかりにくいことでしょう。
費用については、たった半年の受講で数十万円近くのお金がかかりますので高いと言えます。複数年受験することになればなおさらです。
しかし、合格したら新しい仕事や収入の増加が期待できますので、支払った費用を取りもどすのは時間の問題でしょう。それに、新しい資格を身につけて自信をもって仕事に打ち込むことが出来るということは何物にも代えがたい喜びと楽しさがあります。学校の費用については将来の投資と割り切って考えてみることをお勧めします。
次に、学校選びについてですが、これは、体験講座を受けたり、学校見学をすることでかなり解消されます。土日の先生はよかったのに、平日担当の先生はちょっと、とか、同じ予備校でも校舎によって先生が違うということもあります。

事前に確認しておきたいポイント例としては、合格率や教材、自分が通う予定の先生の授業内容、教室の設備や生徒の雰囲気、自習室の有無と利用方法、受講できなかった場合の講座の振替方法、自分の業務のスケジュールとの兼ね合い、教育訓練給付金の対象かどうか、支払方法はどうか、などです。

せっかく長い期間通う学校ですから、事前にきちんと調べて、安心して任せられるところを選んでいただきたいと思います。