46「論理的思考能力」
改善活動では、あるべき姿を思い描いて、現状と比較して、その差を埋めていく、などいくつかの論理のパターンがある。発表大会ではこういった論理の展開が理路整然とされているのか、ということも評価対象になるのだが、QC大会と改善活動のおかげで、理論立てて考えて、現実を改善してみるというクセがついた。とてもありがたいと思っている。
困ったなあとかやりにくいなあと思った時が改善のチャンスといわれているように、そこかしこにチャンスは転がっている。困ったなあと思ったら、何が困ったなあなのか、どういう状態が困らない状態なのか、とひとりブレストをしてみると、実務レベルにおいてはたいていのことにおいて解決策の一つや二つが見つかるものだ。
こうして毎日のようにやりにくいことを自主的に解決することは楽しいし、仕事がどんどん楽になる。いいことを学んだと感謝している。